逆流性食道炎で悩んでいる場合、もしかしたらストレスが溜まっている
可能性が考えられます。
そこで、このページでは、逆流性食道炎とストレスの関係について
解説していますのでご覧ください。
逆流性食道炎とストレスの関係は?
逆流性食道炎の原因の多くは暴飲暴食になるわけですが、
実は、心因性のストレスによる場合も多くあるのです。
心因性のストレスと胃は密接に関係していて、胃潰瘍や胃痙攣が
精神的なものにより引き起こされる事があるのはよく知られています。
ストレスと言いましても、ちょっとした程度のものはあまり影響ありません。
しかし、慢性的に続くストレスだったり、精神的に大きなダメージを
受けるようなものは、逆流性食道炎の原因になったり、逆流性食道炎を
悪化させることになります。
ストレスを受けてしまうと、自律神経のバランスが崩れるのですが、
胃の中では胃酸が多く分泌されるようになってしまいます。
それでいて、胃の内壁は縮まり、蠕動運動が弱くなってしまうのです。
要するに、胃酸が多く出ているのにその処理が出来ず、
胃酸過多になってしまうというわけなんですね。
また、あり余った胃酸と言うのは、食道に逆流して食道の内壁や気管支に
損傷を与えてしまい、炎症を起こして逆流性食道炎となります。
ですので、ストレスを解消するために、喫煙量や飲酒量が増えたり、
暴飲暴食を繰り返したりすることで、胃に負担がかかり、逆流性食道炎に
なることも少なくはないです。
どちらにしても、逆流性食道炎は胃酸過多になることで起こってしまいます。
ストレスが原因の逆流性食道炎の治療の場合では、胃酸過多を改善すると同時に、
ストレスを解消する為の精神的ケアを行う必要があります。
自分でどうしても解消できないようなストレスの場合には、
精神科や心療内科と言った病院で診てもらったほうがいいでしょう。